日本初なまこ石鹸を開発した海生堂です。昭和56年創業、沖縄の自然を原料に、オジー・オバーの知恵に習った手作り商品の製造

元祖:「モリンガ石鹸」「なまこ石鹸」 有限会社海生堂 代表取締役 比嘉明

     海生堂公式ホームページはこちら⇒モリンガやなまこの手作り石鹸 「海生堂」

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海生堂比嘉明
     有限会社海生堂
    代表取締役 比嘉明

       ごあいさつ

 生き物全てが海から生まれてきたそうですね。だからよく「母なる海」とか言われるのだと思います。
 私は沖縄に生まれ沖縄で育ちました。沖縄の素晴らしい自然と人を生かし、人に喜んでもらえる仕事がしたいと思っていました。
 「海生」って=沖縄の海を生かした(活用した)。と言う意味ですか?と時折聞かれますが、それは違いまして、私は=海によって生かされている自分達がいる。自然の産物がなければ生きらない。海に感謝しよう!・・・と言う意味で社名をつけました。

 ・・(有)海生堂の起業前になりますが、飛行機内から眼下に広がる沖縄の海を見ていました。
見慣れたヤンバル(沖縄本島北部地域)の海が眼中に入ってきた瞬間に「なんてきれいなんだろう・・私達、人間はこの海に生かされているんだなあ・・・私達はどこから来て、何処から生まれ、そしてどこへ還っていくのかなあ・・・この自然のメッセージは何を伝えようとし、私に何ができるのだろう」・・・との思いが胸中にこだましました。

 20代の頃、故郷沖縄を離れ東京に住み、様々な仕事、事業を経験しました。都会には夢がある、経済的、物質的、欲望を満たすものがたくさんあることを知りましたが、逆に故郷沖縄の南国時間の流れ方、沖縄の伝統・文化・自然へのやさしさ・つながりの大切さを再認識させてもくれました。

 「私達人間の全ての起源は海に在り、また自然界は海と共に海に生かされている。眼に見えるもの見えないもの含め全ての五感が自然のリズムと一体であり宇宙のリズムも同じ法則で動いてる。それを生命のリズムと言う。全ての命は過去より未来に渡る流れの中で自然と問答しながら生きている。」

 ・・そんな思いを込めて、身近にあった海に感謝し、自然からの材料で商品を開発いたしました。沖縄の民謡を流しながら、沖縄全てを染み込ませながら、感謝の思いを込め、1つ1つを手作りで真心込めて作っています。これからも本物を作り続けたいと思います。どうぞよろしくお願いします。


手作りなまこ石鹸・黒なまこ石鹸を作るきっかけ:1(2001/5)

手作りなまこ石鹸・黒なまこ石鹸を作るきっかけ:1(2001/5)「白なまこ石鹸」の丸秘話:「白なまこ石鹸」でお風呂場のカビ・汚れ・台所周りのしつこい汚れ・Yシャツの内エリの汚れ等が、な・な・なんと「あ!」と言う間にきれいに落ちます。カビ汚れ落とし専用剤等は「まぜるな危険!」とか「マスク・ゴーグル・ゴム手袋等をして換気を良くしてからお使い下さい」等、記載されていますが、「白なまこ石鹸」はそんな危険な成分はゼロ!天然なまこパワーでどんな洗剤よりも安全できれいにします。白なまこ石鹸を石鹸ネット等に少しの欠片をいれ水でこするだけ!
是非、お試し下さい。

それでは、私がなまこ石鹸を作るきっかけと工程を下記よりお読み下さい。

なまことの出会い:(2001年5月)
私(比嘉明)はいつも通り海生堂の商品である「海草塩」を作るため、原料の塩の元「海水」をくみ上げに沖縄本島北部ヤンバルに車を走らせていました。

その時、東京の古い友人から電話・・・「沖縄になまこってたくさんいる?」との問い合わせ・・私は「なまこなんて腐るほどいるよ!」って答えました。
すると友人は「沖縄のなまこをほしがっている中国人がいるのでその方と話をしてくれないか?」とのこと。
私はなまこを扱ったり生態・種類など一切わからずにその友人の話を了解しました。

しばらくして中国からと名乗る男性から私の携帯電話に電話がありました。
その方いわく「なまこは海の朝鮮人参とも呼ばれ中国や韓国あたりでは、大変に貴重品扱いされ国の偉い方しか口にできない食品です。でも最近では中国も豊かになり、中級クラスの一般人でも食され始め非常に需要が高まっている現状です。

特に日本産なまこは世界中のなまこから見ても特A級品で取引されていますが、今では日本産、特に北の方の良質なまこが乱獲により数が少なくなっています。
ぜひ沖縄になまこが海にいるのなら毎月数十トン単位で乾燥なまこがほしいのですが・・・」との内容でした。

そこで私は(有)海生堂の従業員「海」担当の男性達と海へ出かけ、なまこを採取してみることに・・
・・したのだが、いろんななまこがいて手で触ると気持ち悪いし毒がないかも心配で・・
ただ「ここはたくさんの種類のなまこがいる!」と確認だけして帰路に着きました。

後日、百科事典を持ち、手には「ちりとりバサミ」厚手の軍手をして再度、海に入りました。
そして1匹づつ採取しながら辞典を片手に確認、そしてはらわたを取り1級品と名の付いているものから次々とクーラーボックスの中へ入れ帰路に着きました。

手作りなまこ石鹸・黒なまこ石鹸を作るきっかけ:2

手作りなまこ石鹸・黒なまこ石鹸を作るきっかけ:2驚くべき生態:
家へ帰ったのは夜の11時過ぎ、家族が寝ている間に台所で早速ボイル(煮込む)しようと思ってクーラーボックスを開けて見ると、なんと半分以上のなまこちゃんがドロドロに溶けているではありませんか!中には腹わたを全部出し形が崩れているものや原型をとどめないもの・・・

またこれが臭い!悪臭を1階の台所全体に広がり大変なことになった!!
窓を全開にして扇風機で空気を外に出し3階で寝ている妻に見つからない様に・・・それでも溶けてゼリー状態になったなまこをゴミ袋に入れ、残っているなまこだけをボイルし朝までかかりました。

翌日からまたなまこを採取しに海へ行きました。この時、面白い現象を目にしました。
なんと昨日採取したなまこ達の中で私が面白半分で半分に千切ったり腹わただけを取りポイ!と海にバラバラに捨てたなまこ達が集団で一箇所に集まり丸く集合しているのです!

「こいつらなまこまだ生きているのかな?」と思い、つついてみたが反応無し!
「波か潮の流れでたまたまゴミみたいに集まっただけだろう」と思い昨日の様になまこを摂取。昨日はなまこが溶けたので、なまこは氷入りのクラーボックスに分けて入れ帰路に着きました。

同じように夜から妻に見つからない様に夜中、台所でボイルしました。思った通り昨日ドロドロに溶けていたなまこは氷水で溶けていませんでした。

50〜60匹のボイルなまこを天日乾燥する為に友人の自宅の屋上で天日乾燥機を作り乾燥に入りました。(数十万円かかった:自分の自腹支払い)
最高の青空天気が続き3週間位で何とか乾燥なまこの形が出来きました。

まだ途中ではあったが、中国の方へ報告した所、「見てみたいので送ってくれ」とのことでサンプル品として送りました。

1週間ほどして中国の方から電話があり、送った十数種類の中から商品になるのは5種類ほど・・・それに腹わたの割き方や乾燥時に曲がったなまこはB級品扱いで金額が半分になる・・と言われちょっとショック!

いろいろなまこへナイフの入れ方や腸のとり方・ボイルの時間、乾燥中の注意を聞き、再度海へ・・

約1ヶ月ぶりの同じ場所・・私はなまこを探しに海に入りビックリ!なんと1ヶ月前に千切ったり腹わらを割いたなまこ・私が捨てたであろうなまこ達が完全な状態ではないがなまこの体が少し再生しているのです!
驚くべきなまこの再生能力を感じました。

「所さんの番組」見てください。

手作りなまこ石鹸・黒なまこ石鹸を作るきっかけ:3

手作りなまこ石鹸・黒なまこ石鹸を作るきっかけ:3なまこ石鹸を作る動機:
それから沖縄のいろんな場所を陸から、又はボートを出して沖の海中へと、さまざまな場所を沖縄中潜りました。なまこの生息地域が場所により異なり、種類もそれに比例して異なることがだんだんわかって来ました。指摘された1級品のなまこから採取。今後の為、海の為、生態系の為に小さいなまこは海に返してやり、大きいなまこだけを採取して行きました。

約2ヶ月かけて採取したなまこを乾燥。そのたびに天日乾燥機も巨大化していきました。(乾燥機製作の費用も数百万円に膨れ上がった:これまた自分の自腹支払い)
でも。気づいた事は、これだけなまこを取っても海から引き上げる時は何百キロのなまこも完全乾燥してしまえば20〜25分の1の重さにしかならない、なまこは95%が水分なのです。

それに生なまこを海から引き上げる時に1回当たり生のなまこは20キロ位しか車まで運ぶことが出来ない為に何回もゴツゴツとした岩場を歩いて往復すると、1回の往復だけで手の握力がなくなってしまい、大変な重労働です。
これでは毎月何十トンと乾燥なまこを作り、中国へ送るのは労働と金額が合わないと思いました。

あきらめかけた時に、ふと思い出したことがありました。それは、海でなまこを採取してなまこの背中についた砂などを落として腹わたを取るのですが、砂を落とす為になまこを、こすっていると、なにやら泡が出る?洗濯の時の様な泡がそこいらじゅうに泡が立ち泡の山が出来る・・?

それに、なまこを扱い、こすって砂を落としている自分の手がすべすべしている。この感覚は同じなまこを採取・腸を取る作業をした海生堂のスタッフ従業員全員が「手がすべすべする」とか「手がつるつるしてきた」など感じていたのです。

・・・この手のすべすべ感は?泡は?何だろう?調べてみよう!でもなかなかわからない。
そこで中国の方へ聞いてみた・・
すると「それは漢方薬でもよく使われるサポニンだ」・・サポニン?なんだそれ?・・
調べたらサポニンは抗酸化作用があり殺菌・除菌・汚れを落とす・・・などがわかりました。

・・そうだ!このサポニンを活用してなまこ石鹸を作ってみよう!思い立ったが吉日!

早速インターネットでいろいろ検索してみたがマレーシア・シンガポール辺りではなまこ石鹸が主に観光土産品として売られていることや、酸化した天ぷら油を使用して作られ、香料をこれでもか!と入れ、着色剤もこれでもか!と言うくらい入れ、できたなまこ石鹸を面白おかしく観光客相手に販売していることを知り、これらのなまこ石鹸は本格的な石鹸では無い(雑貨)!と思いました。

日本ではまだ誰もなまこで石鹸を作った人はいない!
本格的な最高の材料を含んだ世界一のなまこ石鹸を作ってみよう!

早速インターネットや本屋さんから石鹸の作り方を学び、さらに海に行っては泡を良く出すなまこ探しに走り始め、当初の「乾燥なまこ中国へ送る」計画から舵を石鹸つくりに方向変換しました。

そして100種類以上いると言われるなまこの中から泡立ちが良く、栄養化の高いなまこを、さらに1級品のなまこをと・・研究しているうちに2種類のなまこにたどり着きました。

いったい全体、私はここまで、いくらのお金を投資してきたのか?これからも、どれ位のお金がかかるのだろうか?不安もありました。



手作りなまこ石鹸・黒なまこ石鹸を作るきっかけ:4

手作りなまこ石鹸・黒なまこ石鹸を作るきっかけ:4製造過程:
厳選した2種類のなまこをより深く調べました。すると天然のグリセリンが多く含まれることがわかりました。一般的な人口的合成グリセリンではなく、天然グリセリンです。
グリセリンは肌などに保湿効果が抜群にあり、いろいろな化粧品に多く使用されている原料です。

それになまこはコラーゲンのかたまりであることも知りました。
コラーゲンも化粧品にはよく登場する名前です。
厳選した2種類のなまこは特にグリセリンやコラーゲンが他のなまこより多いこともわかりました。
さすが1級品と百科事典に記載されているわけですね!

ナマコを採取し始めて約1年、当初の目的とは違ったが日本初のなまこ石鹸という目標が確信に出来ることを悟った様な気がして来ました。

ただ、コールドプロセス法は熱を加えずに低温で自然乾燥が必要で完成・成熟までに3ヶ月ほどかかります。ナマコを海から引き上げ天日乾燥に3ヶ月、低温乾燥室内で3ヶ月、合計6ヶ月かけないと完全で安全な石鹸は出来ないのです。

どうせ日本初のナマコ石鹸を作るのなら「MADE in JAPAN」・「うちなーんちゅ(沖縄の人)」の誇りにかけて一番良いオイル、一番高級オイルを使用と考えオイル類は有機栽培オーガニックに、こだわりバージンオイル、全てのオイル類をオーガニックオイルで石鹸を作ろうと考え試作に入りました。
採算なんか考えませんでした。

夜中から朝まで毎日、思考錯誤しながらやっと出来たナマコ石鹸を知人・友人に配ってみた所(モニタリング)。すると「生臭い・鰹節の匂いがする」など課題が出来ました、また不眠不休の中、思考錯誤しながらオイルなどの配合を変えて行きました。試行錯誤すること数十回、あっと言う間に1年が過ぎようとしていました。

・・なまこを調べていくと意外な点が多々見つかりました。私の先祖は琉球王朝時代の書記官を勤めていたと祖父から聞いたことがありましたが、なんとその琉球王朝時代からナマコが使われていたのだそうです。
多くのナマコは中国への献上品でしたが、琉球王朝の中では大奥や身辺の女性たちがナマコのヌルヌルを活用して髪の毛の洗浄・艶出しなど髪の手入れ用に使用していた、ということでした。

灯台元暗し。なんと我が沖縄でも過去になまこで髪などの手入れに貴重品だったのです。そして約600年後の現代に復活して日本初の海生堂・比嘉明作品の沖縄産ナマコ2種類を、それぞれに使い分け「なまこ石鹸」と「黒なまこシャンプー」が数年かけて完成しました。

その後、化粧品製造・化粧品製造販売許可工場を作り厚生労働省に登録。
なまこ石鹸シリーズは厚生労働省に認可・登録されている日本初の元祖:なまこ石鹸が化粧品石鹸となったのです。

ここまでの間にかかった金額は全て私一人が借金無しで負担し1千数百万円以上の投資となってしまいました。

売れるかもわからない「なまこ石鹸」・「黒なまこシャンプー」でしたが、商品が販売されると宣伝もしていないのに、口コミだけで数千個が売れ、多くの企業様からオファーが届き、生産が間に合わなくなり、又、多くのユーザー様から感謝のお手紙・メール等、沢山頂き、やっと報われた感じになりました。
  
いや〜ゼロスタートからここまで長かった!が本音です。

今後の海生堂化粧品シリーズは他にない独自性のある化粧品を、世界中に存在しない新しい化粧品をゼロから研究・開発し人々に安心と安全で納得の出来る商品で世界中に販売して行きます。          
この沖縄から世界へ〜 比嘉。


有限会社:海生堂 代表:比嘉 喜美代
〒番号:901-2114
所在地:沖縄県宜野湾市真栄原2丁目6-19
電 話:098-894-8060 FAX:098-894-8061

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